研究室における学習目標

本研究室では学年ごとにその学習目標を定めています。
これらの目標に向かって年間の活動を行います。
(具体的な活動内容は年度毎に変わります。)

学部

2年次

  • 観光学の基礎知識を習得し、自らの見解を述べることができる。
  • 観光データの適切な集計、グラフ化を行うことができる。
  • GISソフトを用いて,データの空間表現を行うことができる。
  • 映像作成(撮影・編集)、もしくは紙面・ウェブデザインを行うことができる。
  • 海外もしくは国内の観光状況について体験、理解し、その見解を発信できる。
  • 他学部・他大学の学生、社会人等、学外での交流の機会を作り、自らを相対化して理解できる。
  • ベンチャー企業の持つ先端技術や思考に触れ、視野を広げる。

3年次

  • 観光学、観光地理学、観光マーケティングの知識を応用し、地域の理解、データ分析を根拠にした提案を行うことができる。
  • 海外もしくは国内の観光状況について、自ら調査計画を立て、現地調査および資料やデータ分析、考察を行い、報告書を執筆できる。
  • 後輩(2年生)に対して、的確なアドバイスや補佐をすることができる。
  • 他学部・他大学の学生、社会人等、学外での交流の機会を作り、自らの立ち位置と独自性を理解できる。
  • 観光に関わる地域や産業の現状や課題を認識し、その解決法を提唱することができる。

4年次

  • 観光学、観光地理学、観光マーケティングの知識、および様々な世界における観光地や観光の状況を踏まえ、自らの研究(卒業論文)において、課題設定、調査、分析、考察を一つの論としてまとめあげることができる。
  • 他の卒論生に対して、アドバイスとなる的確なコメントをすることができる。
  • 後輩(3年生・2年生)に対して、的確なアドバイスや補佐をすることができる。
  • 他学部・他大学の学生や社会人等、学外における様々な人々と対等な立場で意見交換ができる。

大学院

M1(博士前期課程)

  • 国内および国際的な観光学、観光地理学、観光マーケティングの知識と研究動向を理解し、自らの研究(修士論文)における課題設定、予備調査を行うことができる。
  • 自らの研究分野に関連する学会(日本地理学会、日本観光研究学会等)に参加し、研究動向を理解することができる。
  • 他大学の大学院生や研究者、および社会人等、学外での交流の機会を作り、自らの立ち位置を理解できる。


M2(博士前期課程)

  • 国内および国際的な観光学、観光地理学、観光マーケティングの研究動向を理解し、自らの研究(修士論文)における課題設定、調査、分析、考察を的確に行い、一つの研究としてまとめることができる。
  • 自らの研究成果を、関連する学会(日本地理学会、日本観光研究学会等)で発表することができる。
  • 他大学の大学院生や研究者、および社会人等、学外での交流の機会を作り、自らを高めることができる。


卒業論文・修士論文タイトル

2023年度

卒業論文(9名:国際教養学部)

石井楽夢 『伊豆半島におけるキャンプ場の立地と地形の特性』
籅谷玲香 『カナダ・トロントにおける商業構成と景観にみるエスニックタウンの多様性』

成田慶太 『サウナの施設形態と立地特性』

前谷夏美 『障害の特性と観光旅行に関する研究』

與那嶺理子 『リピーターがゲストハウスに求めるもの』
木島優 『宗教の世俗化と御朱印巡りの観光化の様相』
新垣彩花 『宿泊施設の選択に対する環境志向と非環境志向の差異』
中村愛 『鎌倉市における住民の観光利用と観光に対する態度』
矢野葉月 『築地場外市場におけるレジリエンス』

修士論文(2名:都市社会文化研究科)

司涼 『コロナ禍における観光者の環境配慮行動の要因』
新堀雄介  『沖縄修学旅行における新たな探究型学習とその教育効果』


※各論文の副題は省略.

2022年度

卒業論文(7名:国際総合科学部,国際教養学部)

上江洲志龍 『土産物パッケージの配色が生み出す印象と購買意欲に与える影響』
芝千乃 『埼玉県飯能市における民間事業者のエコツーリズム事業への参画意義と経営戦略上の位置づけ』

我妻粋人 『現代の日本における「絶景」とは何か』

江場美月 『古民家訪問を目的とした観光の可能性』

小島菜々華 『酒蔵ツーリズムに関わる人々の変化』
中島ゆり枝 『廃墟愛好家の言説にみる廃墟の魅力とまなざしの背景』
梁瀬真衣 『世界遺産が観光産業に与える影響と範囲』

修士論文(1名:都市社会文化研究科)

趙雪晴 『在日中国人のスキー場選択行動と訪問経験による差異』

※各論文の副題は省略.

2021年度

卒業論文(8名:国際総合科学部)

伊佐穂乃花 『若者の旅行における食への高揚』
高橋香帆 『外国人従業員が宿泊施設の魅力向上に与える影響』
田中瑳耶 『若者の観光消費行動におけるSNSの役割』
田中春樹 『散策行動とファッションの関係性』
前田夏乃妃 『ディズニー作品にみる差別表現と変化』
山田みう 『コミュニティサイクルシステムにおける情報探索と回遊行動』
山田みらの 『新型コロナウイルス禍におけるゲストハウスのイノベーション』

吉澤七海 『アニメ聖地巡礼がもたらす長期的な視点からの地域への貢献についての研究』


修士論文(2名:都市社会研究科)

孫舒和『QRコード決済導入意識を踏まえた観光事業者の日中比較』
文迦『鎌倉市におけるオーバーツーリズムとコミュニティ内反応の差異』


※各論文の副題は省略.